石垣コーヒーの焙煎について

コーヒーの生豆を焙煎することで、色が変わりコーヒーらしい香りが引き立ちます。

焙煎は通常200度前後で炒り上げられます。
コーヒー豆を焙煎する時は、焙煎時間や豆の色の変化に加えて、ハゼ音という豆が膨張する際に出るパチパチする音等を確認しながら
仕上げたい焙煎に向けて仕上げていきます。
窯から出すタイミングが2〜3秒違うだけでも、仕上がりが大きく変わってしまう繊細なものでもあります。

又、その日の気温や、湿度、焙煎する量、何よりコーヒー豆品種等によって味も変わってきます。
一般的には、次の8つの焙煎度に分けられています。
焙煎度はそのコーヒー豆がどれくらい苦いか、あるいは酸味があるかの目安になります。



ライトロースト
最も浅いロースト(焙煎)。黄色みがかった薄い茶色で、酸味が最も強く、苦味はなく抑えられています。

シナモンロースト
シナモンの様な色をしている、ライト同様酸味が強めのコーヒーになります。柑橘系の様な酸っぱさが特徴。

ミディアムロースト
色は明るい栗色。浅い焙煎の部類では一般的には、酸味がお好きな方ではミディアムから飲まれるようになると思います。

ハイロースト
中煎りで酸味と少しコクがでてくる。香味が強くなってきます。

シティロースト
酸味とコクのバランスが取れて、味わいやすいローストになります。明るいチョコレート色。


フルシティロースト
コクがより前に出てきて、苦味と甘みも感じられるようになります。深煎り好きの方におすすめ。

フレンチロースト
ダークチョコレート色。コーヒーの色も濃い色になってきます。

イタリアンロースト
アイスコーヒー、水出しアイスコーヒー等でよく使われています。色も黒色に近く亟深煎りと強い苦みがあります。



以上の8段階の中では、上に行くほど浅煎り・酸味強く・苦味が弱い・色は明るい。
下に行くほど、深煎り・酸味が弱く・苦味が強い・色は濃く深くなっていきます。

好みの焙煎度を見つけていくのも楽しいかもしれません。